明朝あすのあさ)” の例文
私もじつは前後の考えなしにここへ飛びこんだものの、明朝あすのあさになればさっそく払いに困らねばならぬ。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
『あゝ。明朝あすのあさまでつのですか。』と武村兵曹たけむらへいそうくちをむくつかせたが、たちまちポンとたなごゝろたゝいて
黙って四日も明けたもんだから大分心配して居る様子、一寸ちょっと行って来なければ成りませんが、今晩は何うせ来られませんが明朝あすのあさ来られなければ明日あした遅くも夕景までには屹度来ます
『おゝ、それも左樣さうだ、わたくし考通かんがへどうりにもかないな、これから糧食かて積入つみいれたり、飮料水のみゝづ用意ようゐをしたりしてると、矢張やはり出發しゆつぱつ明朝あすのあさになるわい。』と獨言ひとりごつ、このをとこいつもながら慓輕へうきんことよ。
「その……宿代だが、明朝あすのあさじゃいかんでしょうか。」
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)