“明朝紫硯”の読み方と例文
読み方割合
みんてうしけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「余五六歳の頃より、頗る画事を解き、我郷の大岡春卜おほをかしゆんぼく、狩野流の画に名あり。つて従つて学ぶ。春卜嘗て芥子園画伝かいしゑんぐわでんならひ、明人みんじんの画を模写し、「明朝紫硯みんてうしけん」と云ふ彩色の絵本を上木す。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)