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敬
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きやう
ふりがな文庫
“
敬
(
きやう
)” の例文
当時霞亭は既に江戸
嚢里
(
なうり
)
の家に歿してより九十五日を経てゐた。妻井上氏
敬
(
きやう
)
は
神辺
(
かんなべ
)
に帰る旅が殆ど果てて、「帰宅明日にあり」と云ふことになつてゐた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
先づ茶山をして心を労せしむるのは
姪女
(
てつぢよ
)
敬
(
きやう
)
の病であつた。敬は二年前に江戸に於て夫北条霞亭を喪ひ、幼女とらを
率
(
ゐ
)
て
神辺
(
かんなべ
)
に帰り、前年の秋に又其幼女をさへ喪つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
想ふに平生筆を
行
(
や
)
ることの極めて自在なるより、期せずして
道
(
い
)
ひ得たのであらう。
妹姪
(
まいてつ
)
は未だその誰々たるかを知らない。しかし井上氏
敬
(
きやう
)
が其中にあつたことは明である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“敬”の解説
敬(けい)とは、儒学における、つつしみあざむかない心のこと。
(出典:Wikipedia)
敬
常用漢字
小6
部首:⽁
12画
“敬”を含む語句
愛敬
敬虔
尊敬
畏敬
失敬
定敬
敬礼
恭敬
崇敬
愛敬者
敬々
心敬
敬仰
敬田院
和敬
沈惟敬
敬服
敬意
敬慕
敬畏
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