“敬田院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうでんいん50.0%
けいでんいん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敬田院きょうでんいんには、救世観音くせかんのんを本尊とする金堂こんどうを中心に伽藍がらんがある。ここに精神的な救いの手が民衆に向かってひろげられている。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
中央の敬田院けいでんいんを寺の本部とし、施薬院では薬をめぐみ、療病院へは、業病の男女や行き仆れを収容した。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)