“敬仰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいぎょう66.7%
けいこう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それならもしその正しい格調を示している歌が他にあるとしたら、等しく敬仰けいぎょうされてよいのではないでしょうか。私たちは古い沖縄の和歌にその風韻を見ないわけにはゆきませぬ。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
や、愚や、狂に近い性格的欠点をも多分に持っている英雄として、人間的なおもしろさは、遥かに、孔明以上なものがある曹操も、後世久しく人の敬仰けいぎょうをうくることにおいては、到底
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
少年の頃によく経験したことのあると同じやうな純な敬仰けいこうの心がふと燃え上つた。その時自分の頭に『生命せいめいの故郷』といふことばが一つの尊い啓示が何かのやうにひらめいた。なつかしい詞だ。
愛は、力は土より (新字旧仮名) / 中沢臨川(著)