“沈惟敬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんいけい50.0%
ちんいけい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるきり型や振事ふりごとの心得のない二葉亭では舞台に飛出しても根ッからえなかったろうが、沈惟敬しんいけいもどきの何とかいう男がクロンボを勤めてるよりも舞台を引緊めたであろう。
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
その中で予選に当ったのが、程鵬起ていほうきが海軍をして日本を襲う策と、沈惟敬ちんいけい遊説ゆうぜいをもって退かしめる計とである。前者は行われなかったが、海軍をもって日本を衝く説は良策であったに相違ない。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)