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撃剣
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げっけん
ふりがな文庫
“
撃剣
(
げっけん
)” の例文
「
清
(
せい
)
ちゃん、
撃剣
(
げっけん
)
ごっこをしようか。」と、
伸
(
しん
)
ちゃんが、いいました。
二人
(
ふたり
)
は、いつも
学校
(
がっこう
)
へいっしょにいき、
帰
(
かえ
)
ってくると、いっしょに
遊
(
あそ
)
ぶ
仲
(
なか
)
よしでありました。
仲よしがけんかした話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
働くにも働かないにも、
昨日
(
きのう
)
自宅
(
うち
)
を逃げ出したばかりである。自分の経験で働いた試しは
撃剣
(
げっけん
)
の
稽古
(
けいこ
)
と野球の練習ぐらいなもので、
稼
(
かせ
)
いで食った事はまだ一日もない。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
銀地に七ツ星だか月だかがついていたものだ——をもっていて身をふせいだのを、
撃剣
(
げっけん
)
の方の手がきいているので
鉄扇
(
てっせん
)
をもっているのかと思い、
死
(
しに
)
もの狂いで
噛
(
か
)
みついたりひっかいたのであった。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「おかしいな。お
母
(
かあ
)
さん、
僕
(
ぼく
)
の
時計
(
とけい
)
が
止
(
と
)
まっています。
撃剣
(
げっけん
)
をすると
止
(
と
)
まるもんですか。」
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それより困るのは
撃剣
(
げっけん
)
大会というようなところへ連れてゆかれる事だ。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
正二
(
しょうじ
)
くんは、
学校
(
がっこう
)
で
撃剣
(
げっけん
)
をして、
家
(
いえ
)
へ
帰
(
かえ
)
りました。
見
(
み
)
ると、
時計
(
とけい
)
が、
止
(
と
)
まっていました。
正二くんの時計
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
撃剣
(
げっけん
)
のおけいこをしてきたのです。」と、
正二
(
しょうじ
)
が
答
(
こた
)
えました。
はととりんご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“撃剣(撃剣興行)”の解説
撃剣興行(げっけんこうぎょう)は、明治初期に剣術の試合を見世物として行った興行である。剣術ないし剣道の歴史上、明治維新期という、あらゆる物事に対する毀誉褒貶が短期間に何度も極端に入れ替わった特殊な世相を背景に発生成立したもので、短期間ではあったがその技と文化の継承に影響した。
(出典:Wikipedia)
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“撃剣”で始まる語句
撃剣屋
撃剣叢談