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挙動
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こなし
ふりがな文庫
“
挙動
(
こなし
)” の例文
旧字:
擧動
その雄々しく見えるところはただ時々の身の
挙動
(
こなし
)
と言葉のありさまにあったばかりで
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
すぐに重ね返事が、どうやら
勢
(
いきおい
)
がなく、弱々しく聞えたと思うと、
挙動
(
こなし
)
は早く
褄
(
つま
)
を軽く急いだが、
裾
(
すそ
)
をはらりと、
長襦袢
(
ながじゅばん
)
の
艶
(
えん
)
なのが、すらすらと横歩きして、半襟も、色白な横顔も
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と言いかけて
身体
(
からだ
)
ごと、この
巌殿
(
いわど
)
から
橿原
(
かしわばら
)
へ出口の方へ振向いた。身の
挙動
(
こなし
)
が
仰山
(
ぎょうさん
)
で、さも用ありげな
素振
(
そぶり
)
だったので、散策子もおなじくそなたを。……
帰途
(
かえるさ
)
の
渠
(
かれ
)
にはあたかも
前途
(
ゆくて
)
に当る。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“挙動”の意味
《名詞》
挙 動(きょどう)
人の動作や行動。
物質や機器類などの作動や作用、反応のようす。
(出典:Wiktionary)
“挙動(
行動
)”の解説
は、人間を含む動物の活動や行い全般を指す言葉である。ただし、日本語の「行動」がもっぱら生物(特に動物)に適用されるのに対し、英語の「behavio(u)r」は物体・機械など無生物の挙動・振舞いの意味で用いられることがある。
(出典:Wikipedia)
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
“挙”で始まる語句
挙
挙句
挙措
挙手
挙止
挙世
挙母
挙止動作
挙人
挙家