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拳
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て
ふりがな文庫
“
拳
(
て
)” の例文
外に立っている紅木大臣も、この時両方の
拳
(
て
)
も砕けよと握り締めましたが、女王も
亦
(
また
)
恐ろしくて
堪
(
たま
)
らぬように、身を震わして答えました——
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
そういう作法や
鄭重
(
ていちょう
)
は、暴客たちにはかえって苦手である。赤いまばら
髯
(
ひげ
)
の中から、
熊鷹
(
くまたか
)
のような眼をひからせている大法師が、
拳
(
て
)
を振って、善信の冷静を打ち砕いた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“拳”の解説
拳(こぶし)とは、5本の指を折り曲げ、握った状態の手のことである。握り拳(にぎりこぶし)、拳骨(げんこつ)も同義。
拳は最も原始的な闘争手段、武器の一つであり、多くの武術、格闘技に拳をつかった技法が存在する。
また、固く握られた拳は抵抗の意志を示し、突き上げた拳は主として革命主義者によって抵抗の象徴として用いられる。
(出典:Wikipedia)
拳
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“拳”を含む語句
拳銃
拳骨
拳固
握拳
鉄拳
空拳
藤八拳
徒手空拳
拳大
鐵拳
拳闘家
拳石
自動拳銃
一拳
八拳
拳闘
狐拳
拳法
拳下
赤手空拳
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