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押付
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おしつけ
ふりがな文庫
“
押付
(
おしつけ
)” の例文
そこで無理やりに千金を
押付
(
おしつけ
)
て、別に二百金を中間に立って
取做
(
とりな
)
してくれる人に
酬
(
むく
)
い、そして贋鼎を
豪奪
(
ごうだつ
)
するようにして去った。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
怖ろしい無理
押付
(
おしつけ
)
であつたのは今だに
老人
(
としより
)
の一つ話に残つてゐる事だが、その慌しい没落について、
一条
(
ひとくさり
)
の小説めいた話がある。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
殺したに
相違
(
さうゐ
)
ないぞと
押付
(
おしつけ
)
るに九助は
伏
(
ふく
)
せずイヘ/\
然樣
(
さやう
)
な儀は
毛頭
(
もうとう
)
覺
(
おぼ
)
え無之先惣内山林の竹木を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何
(
ど
)
の命
何
(
ど
)
の
身体
(
からだ
)
あって侯爵に添うべきや、
然
(
しか
)
も其時、身を我に
投懸
(
なげかけ
)
て、
艶
(
つや
)
やかなる前髪
惜気
(
おしげ
)
もなく
我膝
(
わがひざ
)
に
押付
(
おしつけ
)
、
動気
(
どうき
)
可愛
(
かわゆ
)
らしく泣き
俯
(
ふ
)
しながら、
拙
(
つたな
)
き
妾
(
わたくし
)
めを思い込まれて
其程
(
それほど
)
までになさけ厚き仰せ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“押付”で始まる語句
押付放
押付婚礼