“おしつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
押付	50.0%
圧迫	12.5%
圧附	12.5%
壓迫	12.5%
推付	12.5%

押付

怖ろしい無理押付（おしつけ）であつたのは今だに老人（としより）の一つ話に残つてゐる事だが、その慌しい没落について、一条（ひとくさり）の小説めいた話がある。

茶話：03 大正六（一九一七）年 (新字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)

圧迫

と、男を圧迫（おしつけ）る様に言つて探る様な眼を異様に輝かした。そして、弾機（ばね）でも脱れた様に

鳥影 (新字旧仮名) ／ 石川啄木(著)

圧附

是は外でも無いアレ丈の丸い者が頭へ当って当ッた儘で四五分間も其所を圧附（おしつけ）て居たのです、其中に命は無くなるし血は出て仕舞い膨上（はれあが）るだけの精が無く成（なっ）た

無惨 (新字新仮名) ／ 黒岩涙香(著)

壓迫

と、男を壓迫（おしつけ）る樣に言つて探る樣な眼を異樣に輝かした。そして、彈機（ばね）でも外れた樣に

鳥影 (旧字旧仮名) ／ 石川啄木(著)

推付

「はいはい、誠に早や推付（おしつけ）がましゅうございまするが、御見懸け申せば、はいはい、どうやら御施米（おせまい）がござる様子、少々ずつ御遣し下されまし。」

貧民倶楽部 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)