“投臥”の読み方と例文
読み方割合
なげふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七年幾月いくつきの其の日はじめて、世界を代へた天竺てんじく蕃蛇剌馬ばんじゃらあまん黄昏たそがれに、緋の色した鸚鵡おうむの口から、同じことばを聞いたので、身を投臥なげふして泣いた、と言ひます。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ねん幾月いくつきはじめて、世界せかいへた天竺てんぢく蕃蛇剌馬ばんじやらあまん黄昏たそがれに、いろした鸚鵡あうむくちから、おなことばいたので、投臥なげふしていた、とひます。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)