批評ひひよう)” の例文
けれどもそれはあなたがた年頃としごろでは、こまかにいてもむりですから、もっとながうたしたしんでもらつて、自分自身じぶんじしん批評ひひよう出來できるまでは、まづよいうただとかんがへていてください。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
一體いつたい文學ぶんがくなどいふものは、一人ひとりがよいといひだすと、いつまでもその批評ひひようつゞくものでたれかれも、まへひと言葉ことばからはなれてかんがへることの出來できないものであつて、存外ぞんがいつまらないものでも
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)