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打置
ふりがな文庫
“打置”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちお
66.7%
ぶちお
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちお
(逆引き)
少し都合もあって其日は行かれず、電報、手紙も
臆劫
(
おっくう
)
だし、黙って
打置
(
うちお
)
き、あくる日になって宇治に往った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
色彩あり
光沢
(
こうたく
)
ある虫は毒なりと、姉上の教へたるをふと思ひ
出
(
い
)
でたれば、
打置
(
うちお
)
きてすごすごと
引返
(
ひつかえ
)
せしが、
足許
(
あしもと
)
にさきの石の
二
(
ふた
)
ツに
砕
(
くだ
)
けて落ちたるより
俄
(
にわか
)
に心動き、拾ひあげて取つて返し
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
打置(うちお)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぶちお
(逆引き)
例
(
いつも
)
の
小児
(
こども
)
が駆出したろう、とそう言うと、なお悪い。あの声を聞くと
堪
(
たま
)
らねえ。あれ、あれ、石を鳴らすのが、
谷戸
(
やと
)
に響く。時刻も七ツじゃ、と
蒼
(
あお
)
くなって、風呂敷包
打置
(
ぶちお
)
いて、ひょろひょろ帰るだ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打置(ぶちお)の例文をもっと
(1作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
検索の候補
打捨置
打捨置難
重力打消装置
“打置”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
泉鏡花