“成願寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうがんじ66.7%
せいがんじ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月一日、今日成願寺じょうがんじに移る。こう日記にかれは書いた。荻生おぎゅう君が主僧といろいろ打ち合わせをしてくれたので、話は容易にまとまった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
蒲生賢秀がもうかたひで氏郷うじさとの父子でさえ、その際には、思案を決しかねて、成願寺じょうがんじの陽春和尚をしょうじ、卜占ぼくせんをたてさせて、決断をえきに訊いたというほどであるから
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天正九年十月、成願寺せいがんじの激戦に、立烏帽子たてえぼしの前立に、黒革くろかわのよろいを朱にさせ、苦戦の味方を
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)