旧字:懷
老母をわすれ、妻子を懐わぬにてはなけれど、武士のぎりに命をすつる道、ぜひに及ばぬところと合点して、深くなげき給うべからず。
これなどは一面において大将の徳を懐うという美徳に淵源しても居るだろうけれども、他方たしかにこれは言論の自由に対する盲目的圧迫の明白なる一例である。
“懐”の意味
“懐”の解説
懐(ふところ)とは、衣服の胸の辺りの内側の部分である。また、仮に何も身につけていなくとも、前に出した両腕と胸とで囲まれる空間も、懐と呼ばれる。さらに拡大解釈して、何かに囲まれた空間のことを、懐と言う場合もある。なお、現実の空間ではなく、考え(胸中)のことを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)