“感懐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんかい75.0%
おもい12.5%
がんぐわい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしもすでに久しくおのれの生涯には飽果あきはてている。日々の感懐かんかいにはあるいは香以のそれに似たものがあるかも知れない。
枯葉の記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
しかるに今は、どんな感懐おもいが彼の心を占めているのか。
孤独 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
衆呼で曰く涓滴けんてきの水だも其四方より相集まるやつゐに利根の大河をなすかと、従前の辛苦しんく追想つゐそうして感懐がんぐわい已む能はず、各飲むで腹にたす、之より山をのぼるを数十間にして又一小流あり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)