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懐出
ふりがな文庫
“懐出”のいろいろな読み方と例文
旧字:
懷出
読み方
割合
おもいい
33.3%
おもいだ
33.3%
おもひだ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもいい
(逆引き)
この杉に釘を打つよし、人に聞きしを
懐出
(
おもいい
)
でたり。
黒壁
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
懐出(おもいい)の例文をもっと
(1作品)
見る
おもいだ
(逆引き)
「そう、私はまたお
留
(
とめ
)
さん(大方老母が文三の嫁に欲しいと云ッた娘の名で)とかの事を
懐出
(
おもいだ
)
して、それで塞いでお出でなさるのかと思ッたら、オホホホ」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
懐出(おもいだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おもひだ
(逆引き)
『何となく
斯
(
か
)
う今夜は師範校の寄宿舎にでも居るやうな気がする。妙に僕は昔を
懐出
(
おもひだ
)
した——ホラ、君と一緒に勉強した彼の時代のことなぞを。
噫
(
あゝ
)
、昔の友達は皆な奈何して居るかなあ。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
懐出(おもひだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“懐”で始まる語句
懐
懐中
懐手
懐紙
懐疑
懐剣
懐炉
懐柔
懐刀
懐妊
“懐出”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
島崎藤村
泉鏡花