“恃(かゝ)” の例文
而(さう)して其(そ)れから家(うち)の暖(あたゝか)い閑靜(かんせい)な書齋(しよさい)に歸(かへ)つて……名醫(めいゝ)に恃(かゝ)つて頭痛(づつう)の療治(れうぢ)でも爲(し)て貰(も)らつたら、久(ひさ)しい間(あひだ)私(わたくし)はもうこの人間(にんげん)らしい生活(せいくわつ)を爲(し)ないが、其(それ)にしても此處(こゝ)は實(じつ)に不好(いや)な所(ところ)だ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)