“自恃庵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しじあん50.0%
じたいあん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高橋健三は官報局の局長室に坐している時でも従五位勲何等の局長閣下でなくて一個の処士自恃庵しじあん主人であった。浜田は簡樸質素の学究、古川は卓落不覊ふきの逸民、陸は狷介気を吐く野客であった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
障子しめ自恃庵じたいあんとぞ号しける
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)