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心恃
ふりがな文庫
“心恃”の読み方と例文
読み方
割合
こころだの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こころだの
(逆引き)
ただ一つ
心恃
(
こころだの
)
みなのは、能登守という殿様が、うちの殿様と違って、物事に思いやりのあるらしい殿様であることのみでありました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
……よもやと
心恃
(
こころだの
)
みにしていたが、菩提山の半兵衛重治め、ついに、安土の命を奉じ、松千代様をお首にしてさし出してしまったらしい。……おれは、急にあの
痩
(
や
)
せ法師の半兵衛にあいそが尽きた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
与える食物は取らないけれど、その温順であるらしいことが、いくらかの
心恃
(
こころだの
)
みにはなっていただけであります。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
心恃(こころだの)の例文をもっと
(6作品)
見る
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
恃
漢検1級
部首:⼼
9画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許
“心恃”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治