トップ
>
こころだの
ふりがな文庫
“こころだの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
心恃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心恃
(逆引き)
お銀様はこちらにあって、そのことを
心恃
(
こころだの
)
みにしていると、しばらくあって、畳ざわりの音が軽いながら入乱れて、どやどやと、この座敷めがけて続いて来る。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それは、弁信が附いて行くことが何となしに
心恃
(
こころだの
)
みになるし、それと、今宵に限って竜之助が、身に寸鉄を帯びずして出て行くということに安心したものと見えます。
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「いや、山科へ来たからといって、別に心安いところもないがな、関の大谷風呂へ少し厄介になったことがあるから、もう一晩、あそこへ泊めてもらおうかと、それを
心恃
(
こころだの
)
みにして来たまでだ」
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
こころだの(心恃)の例文をもっと
(6作品)
見る