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いらえ
ふりがな文庫
“
応答
(
いらえ
)” の例文
旧字:
應答
と
屹
(
きっ
)
と老婦人の
面
(
おもて
)
を見たる瞳は
閃然
(
せんぜん
)
として星のごとく、
渠
(
かれ
)
は
太
(
いた
)
く
愁色
(
しゅうしょく
)
ありき。恐怖の色も
顕
(
あらわ
)
れながら、黙して
一言
(
ひとこと
)
も
応答
(
いらえ
)
をなさず。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「モシモシ、娘さん」と
甲斐甲斐
(
かいがい
)
しく進みでた商人体の男は、少女の肩を、つっついた。無論、少女はなんの
応答
(
いらえ
)
もしなかった。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「フムまた
出歩行
(
であるき
)
か、ああ困つたもんだ。己れが
床
(
ね
)
てゐることも、お前がそうして苦労するのも、気にならないのかネー、モーかれこれ九時にもなるだらふ、ちよつと行つて呼んでお出で」お袖はハイと
応答
(
いらえ
)
しが
小むすめ
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
その安否を気づかう警官隊が、入口の扉を破れるように叩いて総一郎を呼んでいるのに、彼は死んだのか生きているのか、中からは何の
応答
(
いらえ
)
もない。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“応答”の意味
《名詞》
応答(おうとう)
質問や呼びかけに対して答えること。返事。返答。回答。
(生物学など)刺激に対する反応。
(工学など)入力に対する出力の変化。
(音楽)主題の提示に対する他の声部からの主題の模倣。
(出典:Wiktionary)
“応答”の解説
応答(おうとう、en: response)とは、問いや話しかけ、呼びかけに対し、応えること。
(出典:Wikipedia)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
答
常用漢字
小2
部首:⽵
12画
“応”で始まる語句
応
応挙
応対
応酬
応仁
応援
応接間
応揚
応諾
応接室