“応諾”の読み方と例文
読み方割合
おうだく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何はもあれ僕はスウィッチを直ぐ様、送信機の方へ切換えると「応諾おうだく」の符号を送りました。波長は四・五メートルを指していました。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
鶴見が離れようとすればするほどまとわりついてくる女の執拗さにあきれて、女のこびには応諾おうだくも与えずに、押黙って本を見ていた。
その夜、喜兵衛の使いが、僧庵を訪れて試合応諾おうだくを伝えたので、初めて事の次第を知った庵主は胆を消し
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)