“応永”の読み方と例文
読み方割合
おうえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてついででございますから一寸ちょっと申しておきますが、一休様は応永おうえい元年のお生れで、文明ぶんめい十三年の御入寂ごにゅうじゃくでいらせられますから、浮世にお在遊ばしたことは丁度八十八年で
応永おうえい大永たいえいの昔から住んで来て、今に至るまでの祖先と現在のつながりを思う。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
応永おうえい年間に、足利あしかがの姓を改めた家系だともいうし、応仁おうにんの大乱をうけて、この地方へ土着したのだともいわれているから——その是非はとにかく、何しろ古い家すじであることに間違いはない。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)