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心労
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しんろう
ふりがな文庫
“
心労
(
しんろう
)” の例文
旧字:
心勞
「なんだか事情はよくのみこめませんが、君のご
心労
(
しんろう
)
は深く察します。名津子さんは、どうですか。おたっしゃですか」
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
実際
(
じっさい
)
久
(
ひさ
)
しいあいだの
心労
(
しんろう
)
と
老年
(
ろうねん
)
に、この
最後
(
さいご
)
の
困苦
(
こんく
)
が
加
(
くわ
)
わって、かれはもう自分を
支
(
ささ
)
える力を
失
(
うしな
)
っていた。自分でもどれほどひどくなっているか、かれは知っていたろうか。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
神尾喬之助は、
公儀
(
こうぎ
)
の眼を
潜
(
くぐ
)
って逃げ
隠
(
かく
)
れているうちに、
心労
(
しんろう
)
のあまり、気が
狂
(
ふ
)
れたのだ。と、思ったから、きちがいなら、きちがいで扱いようがある。もう何も怖るる必要はない。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“心労”の意味
《名詞》
心 労(しんろう)
心配して悩むこと。気苦労。
精神的な疲労。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許