“御板輿”の読み方と例文
読み方割合
おんいたごし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曩昔(そのかみ)の東下りの御板輿(おんいたごし)を白き柩車(きうしや)に乗り換へて、今こそ君は浄土(きよつち)の西の京へと還(かへ)り玉はめ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
輦路(れんろ)も嶮難(けんなん)なるところから木曾路は多く御板輿(おんいたごし)で、近衛(このえ)騎兵に前後を護(まも)られ、供奉(ぐぶ)の同勢の中には伏見二品宮(にほんのみや)、徳大寺宮内卿(とくだいじくないきょう)、三条太政(だじょう)大臣、寺島山田らの参議、三浦陸軍中将
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
君は維新のおん帝、御十七の若帝(わかみかど)、御束帯に御冠(みかんむり)、御板輿(おんいたごし)に打乗らせ、天下取ったる公卿(くげ)将卒に前後左右を護(まも)らして、錦の御旗を五十三駅(つぐ)の雄風に翻(ひるが)へし、東下りを果(はた)し玉ひぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)