“御発輿”の読み方と例文
読み方割合
ごはつよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月二十四日はすでに上諏訪かみすわ御発輿ごはつよの電報の来るころである。その時になると、木曾谷山地の請願事件も、何もかも、この街道の空気の中にうずめ去られたようになった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)