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御多分
ふりがな文庫
“御多分”の読み方と例文
読み方
割合
ごたぶん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごたぶん
(逆引き)
僕も今度は
御多分
(
ごたぶん
)
に
洩
(
も
)
れず、焼死した
死骸
(
しがい
)
を
沢山
(
たくさん
)
見た。その沢山の死骸のうち最も記憶に残つてゐるのは、
浅草
(
あさくさ
)
仲店
(
なかみせ
)
の収容所にあつた病人らしい死骸である。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「ナンダつまらない」その名前倒れを
露出
(
むきだし
)
にしながら、とにかくここで第一の旧家といわれる
角屋
(
すみや
)
の前に足をとどめてみても、
御多分
(
ごたぶん
)
に洩れぬ古くて汚ない構えである。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
M
氏
(
し
)
夫婦
(
ふうふ
)
がやつて
来
(
き
)
て、
型
(
かた
)
どほり
各人
(
かくじん
)
に
紹介
(
せうかい
)
されたが
彼
(
かれ
)
も
御多分
(
ごたぶん
)
に
洩
(
も
)
れず
唖
(
おし
)
であつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
御多分(ごたぶん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“御多分”の意味
《名詞》
大多数の人が従うような意見や行動。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
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御多忙
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泉鏡太郎
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泉鏡花
芥川竜之介