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往年
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むかし
ふりがな文庫
“
往年
(
むかし
)” の例文
卯平
(
うへい
)
は
村落
(
むら
)
に
歸
(
かへ
)
つてから
往年
(
むかし
)
の
伴侶
(
なかま
)
の
間
(
あひだ
)
へ
再
(
ふたゝ
)
び
加
(
くはゝ
)
つて
念佛衆
(
ねんぶつしゆう
)
の一
人
(
にん
)
になつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そぞろに金三の上忍ばれて、お艶に金三の事聞き合はす時あれど。お艶はいつも不興気にて、父様とは
往年
(
むかし
)
の事、私をもお前をも、お捨てなされし淵瀬様の事、いつまでも父様といふものでなし。
野路の菊
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
独逸人は
往年
(
むかし
)
から地獄の事にはよく通じてゐた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
往年
(
むかし
)
から
私
(
わたし
)
の憲法なんですから
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“往年”の意味
《名詞》
往 年(おうねん)
過ぎ去った昔。
(出典:Wiktionary)
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
“往”で始まる語句
往
往来
往々
往來
往時
往生
往昔
往還
往復
往古