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彼奴等
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きやつら
ふりがな文庫
“
彼奴等
(
きやつら
)” の例文
今
(
いま
)
は
無上
(
むじやう
)
に
愉快
(
ゆくわい
)
な
時
(
とき
)
だぞ、
今
(
いま
)
一層
(
いつそう
)
の
望
(
のぞ
)
みには、
新
(
あらた
)
に
鑄
(
きた
)
へた
此
(
この
)
速射砲
(
そくしやほう
)
で、
彼奴等
(
きやつら
)
惡
(
に
)
つくき
海賊
(
かいぞく
)
共
(
ども
)
を
鏖殺
(
みなごろし
)
にして
呉
(
く
)
れんに。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
爆裂弾よりも筆の方が余ツ程力があるよ、僕は
彼奴等
(
きやつら
)
の案外道義心の豊かなのに近来ヒドく敬服して居るのだ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「やはり先生避暑にでも行つてるのだらうが、何と云つても
彼奴等
(
きやつら
)
はいゝ生活をしてゐるな」
子をつれて
(旧字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
この辺でピストルでも打つたら小屋まで聞えるだらうな。久しぶりで、この峠の頂きに立つて発砲したらどんなに清々とすることだらう——
彼奴等
(
きやつら
)
が驚いて——いや酒の到着を
ビルヂングと月
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
其時、
彼奴等
(
きやつら
)
は地べたにへたばるんだ
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
▼ もっと見る
彼
(
あ
)
の様な不都合な
漢子
(
もの
)
を置くのは、国体上容易ならぬことと心着きまして、私から教会へ指図して放逐致した次第で御座りまする——承りますれば、
彼奴等
(
きやつら
)
平生
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
近頃何か
頻
(
しき
)
りに非戦論など書き立てて
居
(
を
)
るさうだ、
勿論
(
もちろん
)
彼奴等
(
きやつら
)
の『同胞新聞』など言ふものは、我輩などの目には新聞とは思へないので、
何
(
どう
)
せ狂気染みた壮士の空論
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“彼奴”で始まる語句
彼奴
彼奴共
彼奴呼
彼奴迄