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弘
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ひろし
ふりがな文庫
“
弘
(
ひろし
)” の例文
小学校の四年へ行っている
弘
(
ひろし
)
を中に
挾
(
はさ
)
みながら、親子三人で出かけることはないでもないが、それは近頃
蓼喰う虫
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
と広い勝手の上り口から捨吉を見つけて呼んで入って来たのは、田辺の家の一人
子息
(
むすこ
)
だ。
弘
(
ひろし
)
と言って、捨吉とはあだかも兄弟のようにして育てられて来た少年だ。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
京城の帝大にはひつてゐる息子の
弘
(
ひろし
)
とは、よく姉弟と間違へられるのも不思議はない。
落葉日記
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
「
弘
(
ひろし
)
さんったら、女の子の加勢ばかりしていらあ。おかしいですぜ」とひやかした。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
肉親の弟清川
弘
(
ひろし
)
の事なのです。
正義
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
▼ もっと見る
葬式の日には、京城から
弘
(
ひろし
)
も帰つて来た。郷里の
熊本
(
くまもと
)
からは、親戚のものも二三人出て来た。告別が済んで、骨は
多磨墓地
(
たまぼち
)
に埋めることになり、小雨の中を、自動車が二台、列を作つて走つた。
落葉日記
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
弘
漢検準1級
部首:⼸
5画
“弘”を含む語句
弘法大師
弘法
弘法寺
弘計
恢弘
弘前
弘通
弘誓
売弘
弘法麦
弘智法印
郷義弘
弘長
名弘
弘蔵
弘徽殿
弘化
元弘
弘治
弘仁
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