“多磨墓地”の読み方と例文
読み方割合
たまぼち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葬式の日には、京城からひろしも帰つて来た。郷里の熊本くまもとからは、親戚のものも二三人出て来た。告別が済んで、骨は多磨墓地たまぼちに埋めることになり、小雨の中を、自動車が二台、列を作つて走つた。
落葉日記 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)