“弘仁”の読み方と例文
読み方割合
こうにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弘仁こうにん九年の戒告のごときはきわめて猛烈なものである(日本逸史)。これは密教の山ごもりの意義とも関係があるであろう。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
弘仁こうにんのむかし、それは仏教にまだ、さんらんたる生命のあった世のころではあったが、嵯峨さが天皇の皇后、たちばな嘉智子かちこ
宝亀ほうき十一年大雷雨によって伽藍の大方は炎上し、いまに残る御堂としてはわずか金堂のみ、胎内の香薬師も現在は別の堂に安置されてあり、金堂の本尊も弘仁こうにん初期の造顕
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)