“こうにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弘仁42.9%
後任28.6%
降人21.4%
光仁7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弘仁こうにんのむかし、それは仏教にまだ、さんらんたる生命のあった世のころではあったが、嵯峨さが天皇の皇后、たちばな嘉智子かちこ
「あのう、もうそのこと、きまったんでしょうか。後任こうにんの先生のことも」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「木曽殿の身内で、今井、樋口、楯、根井と申さば天下に聞えた方ではあるが、木曽殿が討たれ給い、今井殿も自害なさった今となっては、差支えあるまいと我々は考え申す。我らの中へ降人こうにんになり給え。手前どもの勲功の賞に替えてでも、お命はお助け申そう」
また近年出て来た『歌経標式かきょうひょうしき』でありますが、奈良朝の末の光仁こうにん天皇の宝亀年間に藤原浜成ふじわらのはまなりが作ったという序があって、歌の種類とか歌のやまいというようなことを書いたもので
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)