“光仁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわうにん50.0%
こうにん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第四十九代光仁くわうにん天皇の御世に、東国辺要の地及び三関国さんくわんこく(美濃、伊勢、越前)以外は、軍団の必要なしとして、兵士の大都分を農に帰らしめられた時から、半ば崩解したのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
以後七代の間光仁くわうにん天皇迄、この地に都し給ひ、上古よりの歴代遷都の風が止んだ。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
また近年出て来た『歌経標式かきょうひょうしき』でありますが、奈良朝の末の光仁こうにん天皇の宝亀年間に藤原浜成ふじわらのはまなりが作ったという序があって、歌の種類とか歌のやまいというようなことを書いたもので
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)