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幾晩
ふりがな文庫
“幾晩”の読み方と例文
読み方
割合
いくばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくばん
(逆引き)
御米
(
およね
)
はさも
心地好
(
こゝちよ
)
ささうに
眠
(
ねむ
)
つてゐた。つい
此
(
この
)
間
(
あひだ
)
迄
(
まで
)
は、
自分
(
じぶん
)
の
方
(
はう
)
が
好
(
よ
)
く
寐
(
ね
)
られて、
御米
(
およね
)
は
幾晩
(
いくばん
)
も
睡眠
(
すゐみん
)
の
不足
(
ふそく
)
に
惱
(
なや
)
まされたのであつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
わたしは
幾晩
(
いくばん
)
も隊商の後について行きました。そして、発育の悪いシュロの木にかこまれた泉のほとりで、この人たちが休むのを見ました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「そりゃあ、ここに泊るぶんには、
幾晩
(
いくばん
)
でもいいさ、お前の都合さえつけば。……じゃあ行ってくるかな。」
次郎物語:02 第二部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
幾晩(いくばん)の例文をもっと
(7作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾晩”のふりがなが多い著者
下村湖人
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
夏目漱石
吉川英治
折口信夫