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干鮭
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からざけ
ふりがな文庫
“
干鮭
(
からざけ
)” の例文
山家
(
やまが
)
の
御馳走
(
ごちそう
)
は
何処
(
いずく
)
も豆腐
湯波
(
ゆば
)
干鮭
(
からざけ
)
計
(
ばか
)
りなるが
今宵
(
こよい
)
はあなたが
態々
(
わざわざ
)
茶の間に
御出掛
(
おでかけ
)
にて開化の若い方には珍らしく
此
(
この
)
兀爺
(
はげじい
)
の話を
冒頭
(
あたま
)
から
潰
(
つぶ
)
さずに
御聞
(
おきき
)
なさるが快ければ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
大観音
(
おおがんのん
)
の
傍
(
そば
)
に間借をして
自炊
(
じすい
)
していた頃には、よく
干鮭
(
からざけ
)
を焼いて
佗
(
わ
)
びしい食卓に私を着かせた。ある時は
餅菓子
(
もちがし
)
の代りに煮豆を買って来て、竹の皮のまま双方から突っつき合った。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
鮭
漢検準1級
部首:⿂
17画
“干”で始まる語句
干
干乾
干戈
干潟
干物
干支
干瓢
干渉
干魚
干上