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巾広
ふりがな文庫
“巾広”のいろいろな読み方と例文
旧字:
巾廣
読み方
割合
はばひろ
50.0%
はばびろ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はばひろ
(逆引き)
硝子
(
ガラス
)
を——ガラス屋がそうはなかったから、
機械
(
からくり
)
の
亀
(
かめ
)
の
子
(
こ
)
やその他の
玩具
(
おもちゃ
)
の箱の
蓋
(
ふた
)
を集めて具合よく敷きこんで、金、銀の
丈長
(
たけなが
)
や、金銀をあしらった赤や緑の
巾広
(
はばひろ
)
の丈長を
旧聞日本橋:04 源泉小学校
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
道具を入れた
笊
(
ざる
)
を肩先から
巾広
(
はばひろ
)
の
真田
(
さなだ
)
の紐で、小脇に
提
(
さ
)
げ、デーイデーイと押し出すような太い声。それをば曇った日の暮方ちかい頃なぞに聞くと、何とも知れず気味のわるい心持がしたものである。
巷の声
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
巾広(はばひろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
はばびろ
(逆引き)
座蒲団地
(
ざぶとんじ
)
として
巾広
(
はばびろ
)
のを試みていますが、服地としても
好個
(
こうこ
)
のものであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
茶屋が桟橋とんと
沙汰
(
さた
)
して、廻り
遠
(
どほ
)
や
此処
(
ここ
)
からあげまする、
誂
(
あつら
)
へ
物
(
もの
)
の仕事やさんとこのあたりには言ふぞかし、一体の風俗よそと変りて、
女子
(
おなご
)
の
後帯
(
うしろおび
)
きちんとせし人少なく、がらを好みて
巾広
(
はばびろ
)
の巻帯
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
巾広(はばびろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
巾
常用漢字
中学
部首:⼱
3画
広
常用漢字
小2
部首:⼴
5画
“巾”で始まる語句
巾
巾着
巾着切
巾幗
巾著
巾着頭
巾着銭
巾地
巾子
巾廣
“巾広”のふりがなが多い著者
柳宗悦
樋口一葉
長谷川時雨
永井荷風