まきの)” の例文
旧字:
抽斎は有合せの道春点どうしゅんてんの『論語』を取り出させて、まきの七を開いた。そして「子貢問曰しこうといていわく何如斯可謂之土矣いかなるをかこれこれをしというべき」という所から講じ始めた。もとより朱註をば顧みない。すべて古義に従って縦説横説した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
一 しんの名家袁随園えんずいえんが『詩話』まきの四に
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)