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山端
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やまばな
ふりがな文庫
“
山端
(
やまばな
)” の例文
「今日は
山端
(
やまばな
)
の
平八茶屋
(
へいはちぢゃや
)
で
一日
(
いちんち
)
遊んだ方がよかった。今から登ったって中途
半端
(
はんぱ
)
になるばかりだ。
元来
(
がんらい
)
頂上まで何里あるのかい」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
京都では、宇治の菊屋とか、
山端
(
やまばな
)
の平八とか、嵯峨の三軒茶屋など、あゆを生かしておいて食わせる店が諸所にあった。
鮎の試食時代
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
帰りに鞍馬へ登って
山端
(
やまばな
)
の駅まで戻って来ると、折から小春日の夕日を受けた叡山が、ぽか/\と如何にも暖かそうな色をして居るので、つい誘われて再び八瀬へ取って返し
六日月
(新字新仮名)
/
岩本素白
(著)
山端
(
やまばな
)
の北手に高野村といふ處がありますが、其處に出雲高野神社といふものがあつたといふことであります。今日ではそれが變りまして崇道神社といふものになつて居ります。
近畿地方に於ける神社
(旧字旧仮名)
/
内藤湖南
(著)
と
頭
(
ず
)
で尺取って、じりじりと
後退
(
あとずさ
)
り、——どうやらちっと、
緊
(
し
)
めつけられた手足の筋の
弛
(
ゆる
)
んだ処で、馬場の外れへ俵転がし、むっくりこと
天窓
(
あたま
)
へ星を
載
(
の
)
せて、
山端
(
やまばな
)
へ
突立
(
つった
)
つ、と目が
眩
(
くら
)
んだか
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
山端
(
やまばな
)
は寒し
素逝
(
そせい
)
を顧みし
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車