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屠所
ふりがな文庫
“屠所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
としょ
85.0%
としよ
15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
としょ
(逆引き)
それは、雲霧の仁三と四ツ目屋の新助で、一番どんじりに、
屠所
(
としょ
)
の羊のように引っ張られて来たのはお人好しの率八です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と下枝は引立られ、殺気満ちたる得三の面色、こは殺さるるに
極
(
きわま
)
ったりと、
屠所
(
としょ
)
の羊のとぼとぼと、廊下伝いに歩は一歩、死地に近寄る哀れさよ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
屠所(としょ)の例文をもっと
(17作品)
見る
としよ
(逆引き)
屠所
(
としよ
)
の羊の様な顔をして、神妙に眼をつぶりながら、ぢつと日に照りつけられてゐると、今度は、顔と云はず体と云はず、上になつてゐる部分の皮膚が、次第に或痛みを感じるやうになつて来た。
酒虫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なし
非人
(
ひにん
)
乞食
(
こつじき
)
取込で
相良
(
さがら
)
の町へ引出されしは
屠所
(
としよ
)
の歩行の未の上刻是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
屠所(としよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
屠
漢検1級
部首:⼫
11画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“屠”で始まる語句
屠
屠蘇
屠殺
屠者
屠腹
屠殺場
屠牛
屠児
屠牛場
屠殺者
検索の候補
屠殺所
屠牛所
“屠所”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
作者不詳
吉川英治
中里介山
有島武郎
夢野久作
泉鏡花
久生十蘭
夏目漱石
海野十三