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屋上
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おくじょう
ふりがな文庫
“
屋上
(
おくじょう
)” の例文
様々な
噂
(
うわさ
)
が人々の口から口へと伝わる。毎夜
三更
(
さんこう
)
を過ぎる
頃
(
ころ
)
、紀昌の家の
屋上
(
おくじょう
)
で何者の立てるとも知れぬ弓弦の音がする。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
だから、
滑走場
(
かっそうじょう
)
がなくても飛びあがることができ、またせまい
屋上
(
おくじょう
)
へ下りることもできる。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
病院
(
びょういん
)
の
屋上
(
おくじょう
)
へ
出
(
で
)
ると、
清
(
きよ
)
らかな
流
(
なが
)
れのように、いつも
涼
(
すず
)
しい
風
(
かぜ
)
が
吹
(
ふ
)
いていました。
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
上様
(
かみさま
)
のお使いとして、ただいまこの
源氏閣
(
げんじかく
)
の上に
着城
(
ちゃくじょう
)
いたしそろところ、あやしき
女人
(
にょにん
)
居合
(
いあ
)
わせ、あなたの火を見て、乗りまいりたるクロという
鷲
(
わし
)
をうばい、
屋上
(
おくじょう
)
より
逃
(
に
)
げ
去
(
さ
)
らん
気
(
け
)
ぶりにてそろ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それ、
屋上
(
おくじょう
)
が怪しいというのでバラバラと屋根のうえへあがってきたが、無念! ひとあしちがいで四馬剣尺は、縄梯子にブラ下ったまま、ゆうゆうとして虚空を逃げていく。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
「えーイッ」とひびいた
屋上
(
おくじょう
)
の気合い。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
屋上
(
おくじょう
)
、
屋
(
おく
)
を
架
(
か
)
す。という語がある。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“屋上”の意味
《名詞》
屋根の上。
建物の最上部で、人が出られるようにした平らな場所。
(出典:Wiktionary)
“屋上”の解説
屋上(おくじょう)とは!
屋根の上のこと。
上記から転じてビルなどの屋根の上で、人が出られるようにしてある平らな場所。
本記事では1、2の両方を説明する。
(出典:Wikipedia)
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“屋上”で始まる語句
屋上屋
屋上制限
屋上露台