“尾來”の読み方と例文
読み方割合
つけきた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今時分通らるゝやと申ければ彼者かのものは左仲が樣子は晝の中よりとくと見濟し又左仲が懷中くわいちう金子きんすのある事も知りたればかくあとより尾來つけきたりし故今左仲が申を聞て大いに笑ひ御身はぞくひ夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立出で夫より松戸の渡しも漸々やう/\通り越小金こがねはらに差掛りけるに扨物淋ものさびしき原中ゆゑ先腰なる摺燧すりひうち取出とりいだし松の根にしり打掛うちかけ煙草くゆらす折柄あとより尾來つけきたりしと見えて一人の大の男腰に長刀なががたな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)