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ぬ
ふりがな文庫
“
宿
(
ぬ
)” の例文
朝柏
(
あさがしは
)
閏
(
うる
)
八河辺
(
はかはべ
)
の
小竹
(
しぬ
)
の
芽
(
め
)
のしぬびて
宿
(
ぬ
)
れば
夢
(
いめ
)
に見えけり 〔巻十一・二七五四〕 作者不詳
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
此歌は「しぬびて
宿
(
ぬ
)
れば
夢
(
いめ
)
に見えけり」だけが意味内容で、その上は序詞である。やはり此巻に、「秋柏
潤和川辺
(
うるわかはべ
)
のしぬのめの人に
偲
(
しぬ
)
べば君に
堪
(
た
)
へなく」(巻十一・二四七八)というのがある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
山部赤人の歌に、「
印南野
(
いなみぬ
)
の
浅茅
(
あさぢ
)
おしなべさ
宿
(
ぬ
)
る夜の
日長
(
けなが
)
くあれば家し偲ばゆ」(巻六・九四〇)というのがあるが、此歌と関係あるとすると、黒人の此一首も軽々に看過出来ないこととなる。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“宿”の意味
《名詞》
(やど) 住み家。
(やど) 旅先で泊まる家屋。
(出典:Wiktionary)
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“宿”を含む語句
旅宿
宿酔
一宿
御宿
宿命
宿泊
露宿
宿世
宿屋
新宿
下宿
野宿
宿下
旅人宿
宿老
宿所
此宿
宿外
宿帳
宿直
...