“日長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けなが50.0%
ひなが50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山部赤人の歌に、「印南野いなみぬ浅茅あさぢおしなべさ宿る夜の日長けながくあれば家し偲ばゆ」(巻六・九四〇)というのがあるが、此歌と関係あるとすると、黒人の此一首も軽々に看過出来ないこととなる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
其のうち四月十一日の丁度只今なれば午後二時少々廻った時分で、日長ひながの折から門弟衆は遊びに出て仕舞って、お中口なかぐちはひっそりと致して居ります。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)