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宮
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ミヤ
ふりがな文庫
“
宮
(
ミヤ
)” の例文
菅宮は
郷
(
キヤウ
)
の
宮
(
ミヤ
)
となり、侍従はあはれ知る女になる。つまり完全に母屋は師直以下の歴史人物に奪はれてしまふのである。
由良助の成立
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
景行天皇に隙見せられた美濃ノ国
泳
(
クヽリ
)
ノ
宮
(
ミヤ
)
ノ
弟媛
(
おとひめ
)
(景行紀)は、天子に迎えられたけれども、隠れてしもうて出て来ない。
最古日本の女性生活の根柢
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
景行天皇に隙見せられた美濃
ノ
国
泳
(
クヽリ
)
ノ
宮
(
ミヤ
)
ノ
弟媛(景行紀)は、天子に迎へられたけれども、隠れて了うて出て来ない。
最古日本の女性生活の根柢
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
面白いのは
宮
(
ミヤ
)
ノ
咩
(
メ
)
祭りの有様である。後人の淫祠の様子が、しかつめらしい宮中に、著しく紛れ込んでゐたのである。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
万葉集にある
殯
(
アラキ
)
ノ
宮
(
ミヤ
)
又は、もがりのみやに、天皇・皇族を納められたことが知れる。
古代人の思考の基礎
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
河島皇子の葬儀の為に、右の皇女・皇子に嘱せられて作つた物と見るべきで、明日香皇女を
木
(
キ
)
ノ
上殯
(
ヘノアキラ
)
ノ
宮
(
ミヤ
)
にすゑてあつた時に、同人の作つた歌(巻二)と同じ意味で作られたのである。
万葉集のなり立ち
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
後、漸く山の主神に仕へる処女を定めて、一人野山に別居させる様になつて、
野
(
ノ
)
ノ
宮
(
ミヤ
)
の起りとなつた。山の神に仕へる巫女が、野
ノ
宮に居て、祭り日には神に代つて来る様にもなつた。
山のことぶれ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“宮”の意味
《名詞》
(みや、キュウ) 権力者の住処。狭義では、天皇の住処。
(みや) 皇族、宮家のこと。
(みや) 神社のこと。
(出典:Wiktionary)
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“宮”を含む語句
宮殿
迷宮
後宮
宮中
宮内
宮城
神宮
離宮
殯宮
内宮
上宮
大宮人
斎宮
大宮
宵宮
宮守
外宮
春宮
宮仕
宮人
...