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安井息軒
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やすいそっけん
ふりがな文庫
“
安井息軒
(
やすいそっけん
)” の例文
安井息軒
(
やすいそっけん
)
の『北潜日抄』明治戊辰六月二十九日の記に「保岡元吉衝心ヲ以テ没去ス。年来ノ旧識
凋零
(
ちょうれい
)
殆ド尽ク。
悵然
(
ちょうぜん
)
タルモノコレヲ
久
(
ひさし
)
ウス。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
皆川流
(
みながわりゅう
)
という古流な
揉
(
も
)
み方で一二度やらせれば大抵の胃病は根治出来る。
安井息軒
(
やすいそっけん
)
も大変この
按摩術
(
あんまじゅつ
)
を愛していた。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もしこの人が旧新約書を読んだなら、あるいはその
中
(
うち
)
にも
契合点
(
けいごうてん
)
を見出だして、
彼
(
か
)
の
安井息軒
(
やすいそっけん
)
の『
弁妄
(
べんもう
)
』などと全く趣を
殊
(
こと
)
にした書を
著
(
あらわ
)
したかも知れない。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ただ
一人
(
ひとり
)
、木曾福島の
武居拙蔵
(
たけいせつぞう
)
、その人は漢学者としての
古賀侗庵
(
こがどうあん
)
に
就
(
つ
)
き、
塩谷宕陰
(
しおのやとういん
)
、
松崎慊堂
(
まつざきこうどう
)
にも知られ、
安井息軒
(
やすいそっけん
)
とも交わりがあって、しばらく
御茶
(
おちゃ
)
の
水
(
みず
)
の
昌平黌
(
しょうへいこう
)
に学んだが
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
安井息軒
(
やすいそっけん
)
の門にいたのだ、西郷さんの
戦
(
いくさ
)
に、熊本城に立て籠って、
薩摩
(
さつま
)
の大軍をくいとめた
谷干城
(
たにたとき
)
さんも、安井の門にいたのだ、私は運が悪くて、こんなことになっちまったのだが
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
▼ もっと見る
安井息軒
(
やすいそっけん
)
曰く
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
軒
常用漢字
中学
部首:⾞
10画
“安井”で始まる語句
安井
安井君
安井曽太郎
安井曾太郎
安井會太郎
安井彦右衛門
安井民右衛門