“安井息軒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やすいそっけん85.7%
やすゐそくけん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安井息軒やすいそっけんの『北潜日抄』明治戊辰六月二十九日の記に「保岡元吉衝心ヲ以テ没去ス。年来ノ旧識凋零ちょうれい殆ド尽ク。悵然ちょうぜんタルモノコレヲひさしウス。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
皆川流みながわりゅうという古流なみ方で一二度やらせれば大抵の胃病は根治出来る。安井息軒やすいそっけんも大変この按摩術あんまじゅつを愛していた。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
安井息軒やすゐそくけんの「辨妄和解べんまうわかい」は面白い本だと思ふ。これを見てゐると、日本人は非常にリアリスチツクな種族だと云ふ事を感じる。
拊掌談 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)