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子葉
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しよう
ふりがな文庫
“
子葉
(
しよう
)” の例文
花の
後
(
のち
)
には
子房
(
しぼう
)
が成熟して果実となり、果中に一種子があり、種皮の中には二
子葉
(
しよう
)
を有する
胚
(
はい
)
がある。春にこの種子を
播
(
ま
)
けば
能
(
よ
)
く生ずる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
子葉
(
しよう
)
と号して
俳諧
(
はいかい
)
の才があるし、茶道のたしなみも誰より深かった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また少しもトゥールヌフォールの方法と自然栽培法とのいずれかを選ぶこともせず、胞果と
子葉
(
しよう
)
とのいずれかを取ることもなく、ヂュシユーとリンネとのいずれかの説を取るということもしなかった。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
はじめ緑色の二枚の
子葉
(
しよう
)
が開展し、その中央から
茎
(
くき
)
が出て葉を
着
(
つ
)
ける。そしてその胚には油を
含
(
ふく
)
んでいる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
一つの種皮の中に
子葉
(
しよう
)
(
貝割葉
(
かいわれば
)
)、
幼芽
(
ようが
)
、
幼根
(
ようこん
)
から
成
(
な
)
る
胚
(
はい
)
が二個もしくは数個あることで、そこでこれを地に
播
(
ま
)
いておくと一つの種子から二本あるいは数本の
仔苗
(
しびょう
)
が
生
(
は
)
え出てくることで
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
“子葉”の解説
子葉(しよう)とは、種子植物で種子の中の胚にすでにできている、個体として最初の葉である。形は成体の葉とは大きく異なることが多い。単子葉類では1枚、双子葉類では2枚が多い。2枚が対生する双子葉類の子葉はとくに目だつため、俗に双葉(ふたば、二葉)という。
(出典:Wikipedia)
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“子”で始まる語句
子
子供
子刻
子息
子細
子規
子孫
子守
子守唄
子爵